○○オススメ!「学生に読んでもらいたい本」
宮崎大学の教職員からのオススメ本です。
学長オススメ!
セレンディピティと近代医学 : 独創、偶然、発見の100年 / モートン・マイヤーズ著 ; 小林力訳. -- 中央公論新社, 2010
歴史上に残る偉大な発見のほとんどが研究者が予期しない、偶然の発見であった。独創的で常識を覆すような研究開発の在り方に貴重なヒントを与えてくれる。医学科、獣医学科の学生だけではなく、全ての学生さん、特に新入生に必読の書といえる。
これからの「正義」の話をしよう : いまを生き延びるための哲学 / マイケル・サンデル著 ; 鬼澤忍訳. -- 早川書房, 2010
NHK教育TVで放映されたハーバード大学の名講義「Justice」の一部をまとめたもの。グローバル化が進み、混沌とした現代を生きていくための示唆にとむ書である。
館長オススメ!
星野道夫著作集 / 星野道夫著 ; 1 - 5. -- 新潮社, 2003
〈1〉アラスカ : 光と風 ; カリブーの旅 ; カリブーフェンス ; グリ ズリー ; ムース(ISBN978-4-10-646801-8)
〈2〉イニュニック(生命) ; アラスカ風のような物語 (ISBN978-4-10-646802-5)
〈3〉旅をする木 ; アフリカ旅日記 ; 講演録 (ISBN978-4-10-646803-2)
〈4〉森と氷河と鯨・長い旅の途上 (ISBN978-4-10-646804-9)
〈5〉ノーザンライツ ; 単行本未収録作品 (ISBN978-4-10-646805-6)
著者星野道夫(1952-1996)は、慶應義塾大学経済学部在学時代から、アラスカを舞台に生命の旅~生と死が創り出す瞬間の光と影~を撮り続け、「写真界の芥川賞」と呼ばれる朝日新聞社主催による「木村伊兵衛写真賞」を受賞した写真家として、また、学生時代からかなりの時間を極北の地アラスカに投じた探検家(冒険家)として知られている。
44歳という若さで逝った星野は、「もの」の溢れかえった社会から遠く離れ、レンズを通して生から死、そして新たな生に向けての流れに在る底辺の美を撮り続けると同時に、生命が保証される原初の厳しい自然を彼自身の持つ暖かな優しさで綴り続けた優れた文筆家でもある。ここに紹介させて頂いた著作は、自然界に向けられた鋭い視線と「ひと」として命の尊厳に向けられた心の旅路を作家星野道夫が描ききったエッセイ集である。是非この中の1冊を手にとってみて下さい。きっと、貴方は他の4冊も読まずにはいられなくなるでしょう。
教員オススメ!
DNA : すべてはここから始まった / ジェームズ・D・ワトソン, アンドリュー・ベリー著 ; 青木薫訳. -- 講談社, 2003
DNA構造が如何にして解明されたか、について、ノーベル賞を受賞したワトソンが、自らわかりやすく書いている。学生必読の書である。
(知的財産部門長)
精神と物質 : 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか / 立花隆, 利根川進著. -- 文藝春秋, 1993. -- (文春文庫 ; [た-5-3])
ノーベル賞受賞の対象になった利根川進の研究成果について、立花隆との対話を通じて、わかりやすく書かれている。これも学生必読の書と思う。
(知的財産部門長)
フェルマーの最終定理 / サイモン・シン[著] ; 青木薫訳. -- 新潮社, 2006. -- (新潮文庫 ; シ-37-1)
数学の天才・フェルマーが証明せぬまま残した「フェルマーの大定理」といわれる定理が、数世紀を経て、如何に証明されたか、について読み物として、詳しく説明したもの。興味あふれる内容である。
(知的財産部門長)
緋色の習作 / アーサー・コナン・ドイル著 ; 小林司, 東山あかね訳. -- 河出書房新社, 1997. -- (シャーロック・ホームズ全集 / アーサー・コナン・ドイル著 ; 小林司, 東山あかね訳 ; 1)
言わずとしれた、シャーロック・ホームズ登場の本。ホームズは、ドイルが通った大学教授がモデルなだけあって、楽しみながら論理的思考法が身につく。論文・レポートを書く際の必見の書。
(教育文化学部 教員)
アニメに息づく日本古典 : 古典は生きている / 山田利博. -- 新典社 , 2010.9 -- (新典社新書 ; 51)
日本アニメと古典の共通性を説いた、他に類例のない書。アニメを研究するにも、古典を研究するにも必読の書。特に、「引用」「本歌取り」等の古典文学の基礎的技法を、高校生にも分かるくらいの易しさで解説した本は他にないはず。
(教育文化学部 教員)